アフィリエイトについての考察
多くのブロガー・アフィリエイター にとって避けられない課題、それは「どうやって物を売るか」である。
趣味としてブログを運営するのであればそこまで意識する必要はないだろう。しかし、副業としてとなれば話は別である。
会員登録、サービス購入、物販etc…
アフィリエイトジャンルは様々であるが、我々ブロガーは物を売らなければ金にならない。
ただし闇雲に売れば良いというわけでもない。情報過多とも言えるこの時代、買い手の情報リテラシーも近年では飛躍的にアップしている。
表面的な情報だけではなく、多数の口コミやレビューサイトを参照しながら、吟味を重ねて購入する者がほとんどである。
となれば、我々売り手も舌先三寸のセールスライティングで参入するのは厳しい。
自身が本当に良いと思うものをオススメしたいという精神が第一であり、そこに報酬が発生するかどうかは、あくまで副次的なものであると考えなければ物販は難しい。
物を売るという事は情熱を売る事
これが様々な書籍や先輩ブロガーの教えを総括した上で出した僕の結論である。
ただよくよく考えてみたらamazonや楽天とアフィリエイト提携も出来ておらず、内容的にも到底提携されるとは思えない当ブログであるため、土俵にすら立ってなかった。
僕の勉強時間を返してほしい。情熱を返してほしい。
でも僕もアフィリエイターっぽい事をやりたい。
「絶対オススメ!!」とか「買ってよかった○○3選!!」みたいな記事を書きたい。
そんな想いを馳せる僕はさながら、ラシェル・イサドラの名著である「ベンのトランペット」における有名なワンシーン、貧しい少年がショーケースに飾られたトランペットを羨望の眼差しで見つめているようなものだ。
しかし現実は非情。物語のように、たまたま通りかかってトランペットを買ってくれる紳士など存在しない。
でも、もしかするとワンチャンあるのではなかろうか?
なんと言っても世界のamazonである。日本なんかとはスケールが違う。ユナイデット・ステーツだ。
天下のamazonであればトランペットに憧れる少年を札束でシバくくらいの度量は見せてくれそうだ。
なによりもまずは行動。もしもアフィリエイト経由で提携申請だオッルァァァァン!!!
amazon「申請が却下されました」
マザー○○ッカー!!!!
こうして僕のアフィリエイターへの夢は完全に閉ざされた。
でもアフィリエイターっぽい事がしたい。新ブログの方で成す予定ではあるけど今すぐしたい!この情熱をぶつけたい!!
そう考えた僕はアフィリエイターっぽい事としてこの企画を立てた
「絶対オススメしない!!買わなきゃよかったもの3選!!」
もはやアフィリエイターに対する憎悪にも似た恣意的企画ではあるが、冒頭で述べた通り、セールスとは情熱である。
そしてこれは心理学的な話になってくるが、人間は正の感情(ポジティブ)より負の感情(ネガティブ)の方が強く作用しやすい。
ならば「買ってよかった」よりも「買わなきゃよかった」の方が、より情熱的にプレゼン出来るのではなかろうか。
どうか一介のアフィリエイター達はこれくらいの情熱を持って、物をプレゼンしてほしい。というメッセージを込めた企画でもある(八つ当たり)
絶対オススメしない!買わなきゃよかったもの3選!!
第3位 アジャスタブルダンベル(合計80kg)
今もなお、鮮烈なまでに思い出す。あれは去年のゴールデンウィークだ。
当時は新型コロナウィルスが今以上に猛威を奮い、全国的にも緊急事態宣言が敷かれていた。
当時の僕は、自身のタルんだ身体と健康状態を危惧してフィットネスジムに入会したばかりだった。
そんな状況にあってもジムは営業をしていた。しかし、だからといって考え無しにジムへ通うほど思慮に欠けた人間でもない。
自粛を選択し、ジムを退会した僕が出した代案はホームジムの作成である。
元より、健康管理と軽度のボディメイクを目的としていた自分にとっては、ホームジムで事足りるレベルだった。ジムへ入会していたのはあくまでもモチベーションの維持および専門家の指導を期待しての事だ。
筋トレにおいて正しいフォームというのは非常に重要である事から、指導を受けられなくなるのは痛いが背に腹はかえられない。
こうしてホームジム作成に向けて情報収集を始めた。
手始めに探したのが「ダンベル」である。
問題は、どのようなダンベルを購入するかであった。
商品ページのレビューを参考にしてもよいのだが、専門家に聞くのが一番であろうと考えた僕は、某大手掲示板の専用スレへと駆け込み、オススメのダンベルについて調査をした。
その結果
「ダンベルは重ければ重いほどいいぞ!!」
「ダンベルなんかよりバーベルを買え!!」
「甘えるな!自重で鍛えろ!!」
等々様々な意見が寄せられた。
なるほど、流石はこの世の全てを筋肉に捧げた者が集う専問スレだ。脳まで筋肉に侵されて全く言語が通じない。
霊長目の集まりか。
その後も、自分は初心者である事や自宅のスペース的にもダンベルが限界である事等々を伝えるが依然としてバーベルを勧められる。
ここは猿の惑星か。
こうして困っていると一筋の光明が差した。
「ブギウギ君の言い分は分かった。
ただし、1個20kg程度のダンベルでは直ぐに物足りなくなる。これは何も気持ちの問題ではなく、筋肉というのは自身の限界を超えた負荷を与える事で肥大するからね。
せめて30kg、可能であれば40kgの物を購入すればホームジムとしては十分だね」
とても論理的かつ冷静に返答をくれた方がいたのです。この惑星にも言語を扱える者がいたとは。
要約すると上のような感じってだけで、実際にはもっと長文だし聞いた事もない筋肉の名前が羅列されていたので、控えめに言ってすごく気持ち悪かったし、この人も間違いなく霊長目ヒト科ゴリラ属であることは間違いないのだけど、非常に論理的で納得のいく説明であった。
今でも要約出来る程度には覚えているのがその証明でもある。
そして親切な霊長目ヒト科ゴリラ属はこう続けた
「あとダンベルはアジャスタブルダンベル(可変式)を買った方がいい。
自分でネジを回してプレートを付け替えるのもいいが、インターバルの最中に作業をしたり、細かい調整はストレスとなる。
トレーニングを持続するためにもストレスは排他した方がいいね」
質問に答えるだけでなく、その先の心配りまで出来るとは素晴らしい霊長目ヒト科ゴリラ属である。何故これ程までに知性を備えた人まで筋肉に支配されるのか。恐るべしフィットネスの世界。
こうして親切な霊長目ヒト科ゴリラ属に礼をし、早速購入する。
しかし、当時は僕と同じような考えの人が多く、フィットネス器具は軒並み欠品状態であった。
在庫があったとしても値段は相場より高く設定しており、苦渋の決断の末、購入したのがこれである。

デカすぎでは?
お値段¥42,800
高すぎでは?
写真じゃ伝わらないかもしれませんが結構デカい。ダイヤルを回すだけで重さを可変出来るのは素晴らしいけどデカすぎる。
そしてなによりも高すぎる。なぜこんな高価なものを熟考せずにポチッたのか。どうやら僕も霊長目ヒト科ゴリラ属により洗脳されていたらしい。
普通に考えて健康目的でフィットネスをする人間のご家庭に計80kgのダンベルはいらない
しかし、買ってしまったものは仕方ないので、試しに15kgでダンベルベンチプレスをしてみる。
スッ……(ダンベルを床から持ち上げる)
ピキッ!!!!
急性腰痛症(ぎっくり腰)にて1週間の自宅休養
どうやら僕には筋トレを行うだけの筋肉が無かったようです。
大体ゴリラの言う事なんて真に受けるのが良くなかった。なにが40kgあれば十分だ、過剰だわ。
ダンベルどころかこんなの鉄塊じゃねぇか。
ベルセルクのガッツが登場したシーン思い出したもん。
出展:ベルセルク第1巻
・アジャスタブルダンベル、それは正に鉄塊だった
第2位 しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい(原作コミック1巻)
第2位にランクインしたのは前回の記事でも話題にした作品。
※テーマ移行に伴い前回の記事は消滅しました
公式サイトにて1巻が無料で読める!!と宣いながら、実際の所は冒頭シーンしか見れないという本作。
しかし、SEO上ライバルとなる本作の分析は必須である。決して邪な気持ちなんてない。あくまでも戦略である。
そう思いamazonにて購入。
……したはいいが、何か違和感を覚える。
配達先が自宅になっておる
夜勤明け、しかも酒を飲んだ状態だったので注意力が散漫だった。
普段はコンビニ受け取りにしてるのに自宅はマズイ。成人向けコミックですよ。
この言い方だと伝わりにくいし、今更恥も外聞もないのでストレートに言いますけどエロマンガですよ。
エロマンガが自宅に届いて、妻や子供の目に触れた日には終わりですよ。しかも歌のお姉さんを対象としたものだなんて下手すりゃ離婚案件じゃないですか。親権争いになったら間違いなく負ける。
娘達よ、パパとママどっちかを選びなさい
「おかあさんといっしょがいい」
なるほど、歌のお姉さんだけにおかあさんといっしょがいいかぁ。ハッハッハ
ってやかましいわ。笑えねぇよ。
とにかく妻達の目に触れる事だけは避けねばならない。配達物に手をつけないよう妻へと伝える。
すると、一体何を頼んだのか聞かれるわけですよ。そりゃそうだ、今までこんな念押しした事ないもの。
なんとか言い訳を考えろ。落ち着け、動転する気持ちをどうにか落ち着かせるんだ。
そうだ!!丁度今集めている「七つの大罪」で誤魔化そう。
出展:七つの大罪第1巻
コミックだし大きさ的にも誤魔化しが効くだろう。
自身が正に色欲の罪(ゴート・シン)みたいな事になってるけど仕方ない。でもゴート・シン・ブギウギってちょっとカッコイイな
いや、今はそんな事を言っている場合じゃない。
こんな嘘に使って申し訳ない鈴木先生……!!今はその作品名を貸してください・・・!!

あぁ、7つの習慣を買ったんだよ
出展:7つの習慣より
違うわ
気が動転して普通に言い間違えた。(本当に間違えました)
ぜんっぜん落ち着いてないわ。
押しも押されぬ自己啓発本、7つの習慣を読むような奴がエロマンガなんか買うか。
人格主義の回復どころか欠損してるわ。ごめんよコヴィー博士。
その後、本当に落ち着いたタイミングで冷静に考えてみると
キャンセルすりゃいいじゃん
こうしてなんとか事なきを得ました。
この世に生を受けてからの33年間、本の購入でここまで気が動転した経験は恐らく後にも先にもない
・ゴート・シン・ブギウギの響きはちょっとカッコいい
・よくよく考えたらキャンセルしたので買ってすらいない
第1位
遮光式ロールカーテン
栄えある第1位は遮光式ロールカーテン!!
前2つに比べたらよっぽど有用的であり、買って後悔しないもののように思えるでしょう。
というのも、ウチは賃貸の一軒家なのですが、非常に綺麗な家で、親切なオーナーにも恵まれて特に文句もない。
ただ唯一気に食わない点が寝室における朝日の差し込みである。
当初、不動産からも「和室は朝の陽当たりが良好で、寝室に利用した際には良質な目覚めを体験出来ます」みたいな謳い文句はあったが、実際の所は陽当たり良好どころの騒ぎじゃない。
太陽光で失明するレベル。障子を閉めていても突き刺さる程の陽射しは、明らかに覚醒の質を下げている。
自分一人ならまだいいのだが、隣で寝ている子供まで被害が及ぶのは避けたい。
なぜ太陽光をここまで危険視せねばならんのだ。鬼舞辻無惨かよ
普通ならカーテンを付ければ解決するのだが、残念ながらここは和室。カーテンレールなんてものは存在しない。レールから設置する事も可能ではあるが、如何せんコストも作業の手間もかかってしまう。
そう悩みながらホームセンターを練り歩いていたところ、目に入ったのがロールカーテンである。
これしかない。これならレール設置も不要だ。
そして、カーテンだとどうしても和室ならではの風情をかき消してしまうが、ロールカーテンなら使わない時は巻き上げておく事で景観を損なう事なく機能も果たせる。


圧 倒 的 尺 不 足 ! !
・配置する高さを間違ってる
・よく見ると幅位置もずれすぎ
・障子汚くね?
これらの商品レビューは全てブギウギ個人の感想です。
なんなら全部ブギウギが悪い
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